すべてのFFF(Fused Filament Fabrication)プリンターには、ノズルとプリント面の間の垂直方向の距離"Z"を設定する第1層キャリブレーションが必要です。 この値をわずかに調整する必要がある場面があります。このとき、「Live adjust Z」と呼ばれるオプションを使うと便利です (最初のレイヤーをプリント中に隙間を調整したいことがよくあるために設けられた機能です)。 距離を微調整する理由は、主に押し出されたフィラメントをより良くプリントシートに密着させるためです。
以下のことを知っておくことが重要です:
Live adjust Zの値は、通常-1.500〜-0.200の範囲です。 ゼロを超えてプラスの値になることはできません。この範囲にない場合は、測定センサー(M.I.N.D.A.、P.I.N.D.A.、SuperPINDA)に問題があるか、センサーの取付け高さが正しくないことが考えられます。
正しく組み立てられたプリントヘッドのセンサーは、常にノズルの少し上にあり、同じレベルやノズルの下にはありません(下の写真を参照)。 正確な位置はわずかに異なる場合があります。おおよその距離を設定するには、プリンタの組み立てマニュアルの最後の章を使用してください。
MK3Sエクストルーダーの例
最も一般的な方法は、プリント中にLive adjust Zを実行することです。 LCD Menu -> Live adjust Z.。この操作で、第1層のキャリブレーションで設定したLive adjust Z値が表示されます。 ここから、ノブを回して微調整できます。
MK3Sメニューの例
LCDMenu -> Settings -> Live adjust Zから、プリンターが止まっていいるときに値を変更することもできます。1層目のキャリブレーションで設定された値が表示され、ここからノブを回して調整できます。
MK3Sメニューの例
Live adjust Zは、隙間を微調整するためだけに使用してください。 たとえば、PETGやその他の高温材料は、PLAと比較して、反り(浮き上がる)傾向があるため、表面をわずかに押しつぶす必要があります。 センサーを交換した場合、またはプリントヘッド(エクストルーダー)を分解した場合は、代わりに 1層目のキャリブレーション (i3) を実行する必要があります。
Original Prusa MK4、MK3.9、およびOriginal Prusa XLにはロードセルセンサーが搭載されており、ファーストレイヤーは自動的にキャリブレーションされます。それでも微調整したい場合は、最初のレイヤーのプリント中にノブを長押しします。この場合、ライブアジャストZの値は次のプリントのために保存されません。
ロードセルセンサーを装備したPrusaプリンタで、最初のレイヤーに常に問題がある場合は、ガイド1層目の問題を確認してください。
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