Original Prusa MMU3アップグレードには定期的なメンテナンスが推奨されます。以下の画像を参照して、MMU3ユニットの各部品の名称に慣れてください。
六角レンチ、ペンチ、IPAとペーパータオルなどの通常のツールの他に、以下のものが必要になるかもしれません:
MK3S/+またはMK4/Sまたは3.9/Sのメンテナンスを行う際は、MMUユニットにも拡張してください。
プーリーがフィラメントを削り、その粉塵が周囲に蓄積する可能性があります。最善の方法は、メンテナンスを行うたびにミニブラシや類似のツールでプーリーをクリーニングすることです。また、プーリーは下の写真のようにフィラメント穴と完全に一直線に並んでいる必要があり、小さな黒いグラブスクリューでプーリーモーター軸の平らな部分にしっかりと締め付けられている必要があります。
適切に調整されたセレクターでも、フィラメントの糸やほこり、または破損したフィラメントの破片によって時々ブロックされることがあります。右のMMUボタンを押して、セレクターを完全に右に移動させます。歯間ブラシや細い針金(⌀ 1.5mm/0.06")を使用して、廃棄物を押し出します(まだサービス位置にある状態で)。エアダスターを使用して残りをクリーニングします。
MMUを追加する際にプリンターのエクストルーダーに取り付けられた部品もメンテナンスが必要です。
この部品は、ドライブギアからノズルチューブにフィラメントを誘導します。フィラメントの繰り返しのロードとアンロードにより摩耗が発生します。MMUがなければ、この摩耗は無視できるレベルです。しかし、1回のMMUプリントで数千回のフィラメントのロードとアンロードが行われる可能性があり、摩耗率が上がります。この部品が摩耗すると、プリンターはフィラメントをノズルに適切に押し込むことができなくなります。他のMMUパーツとは異なり、この部品はマルチジェットフュージョン式でプリントされているため、より長持ちします。
メインプレートは30,000回のフィラメント交換まで持つことが期待されています。それ以降、プリンターは「メンテナンスリマインダー。フィラメント交換回数がメインプレートの寿命に達しました。部品を点検し、予備のプレートがあることを確認してください。」というメッセージを表示します。MMU3アップグレードキットには1つの予備のメインプレートが含まれているはずですが、当社のeショップでも購入できます。
プリンターが1000回の成功したフィラメント交換の中で50回のロード失敗を検出した場合、画面に「プリンターが連続して複数のフィラメントロードエラーを検出しました。この場合、メインプレートの損傷も確認してください。」というメッセージが表示されます。
MK3.5/Sプリンターで「プリンターが短時間に連続して複数のフィラメントロードエラーを検出しました。エクストルーダーの確認をお勧めします。」というメッセージが表示された場合、プリンターが短時間に複数のロードエラーを検出したことを意味します。IRフィラメントセンサーキャリブレーションを使用してフィラメントセンサーを調整してください。
MMUがエクストルーダーへの30,000回のロードに達した場合、「メンテナンスリマインダー。フィラメント交換回数が30,000回に達しました。エクストルーダーを点検してクリーニングしてください。」というメッセージが表示され、プリンターの定期メンテナンスを実行するよう促します。
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